お前はもう死んでいる。
ワイの体、壊れとった・・・。
現在のお仕事は重機械の製造業務、その中での塗装作業でございます。塗装といっても色々と作業があるわけで、色を付ける前の洗浄であったり実際に色を付ける吹付作業であったり、色を付け終わった後の修正作業であったり。私がやっているのは吹付作業です。
塗装業務では有機溶剤を多量に扱うのです。例えばシンナーとかですね。なので定期的に有機溶剤が体内に蓄積されていないかどうかの検診が義務付けられているのです。
とある検査にて、神経に異常が無いかのチェックをしました。膝をハンマーでコツンコツン。中学生くらいの時に見たことがあるのではないでしょうか?無条件反射が正常に発生するか確かめるものでした。
ところが
膝をコツンコツン・・・・・コツン・・・・・。
看護師さん「あれ?力を抜いてくださいね~。」
フグ「え?あ、はい。」
コツンコツン・・・・・
私の足、無反応。
看護師さんが動揺する、いやいや!それ以上に動揺するフグメット。
看護師さん「え~っと、じゃあ肘で検査しますね~。」
コツンコツン・・・コツンコツン・・・・・・・コツンコツン・・・。
看護師さん「あっ大丈夫です~。」
ホンマかいな!!!フグの心の声
どうやら普段から痛みを抱えていたり、痛みに慣れきっていたり、疲労が貯まっていたりすると反応が鈍るらしい。うむ、確かに膝を叩かれても微塵も痛みを感じませんでした。俺、忍者になれる気がしてきたってばよ!。
思い当たる節がありすぎる!岡崎の期間工、感謝のスクワット1日1500回。これは本当に痛かったものだ。正月休みの10日間をかけても全然痛みが引かなかった。今ではすっかりと体は回復しきっていたものだと思っていました。
期間工としてやってきたこの数年、体へのダメージは着々と蓄積されていたようです。こういうのは歳をとってきてから実感するのですよね~・・・きっと・・・。松葉づえでヨチヨチと歩いている自分の姿が容易に想像できます。
お金と引き換えに壊してしまった体・・・どうする!俺?特に自覚は無いので気にしないで生きていきます。
体が動く内に好きな事をやりたいと思いましたとさ。