期間工だったフグメットが居酒屋を始めちゃいました

居酒屋「喫酒-kissa- フグさん」を名古屋で営業中。こんなご時世にやらなくてもねぇ~?

夏本番前、食中毒には気をつけましょう。

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盛大に晩酌をした次の日、調子に乗った私はまたもや盛大な晩酌を目論む。

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冷蔵庫に残っていたヒイラギの刺身と天ぷら、そして追加購入してきたアジのなめろうである。うまかった、違和感はあったがうまかった。買ったきたアジのパックには加熱用と印字されていたが、いつも通り無視して生食を決行した。

 

あれは・・・その・・・晩酌が終わって5時間ほど過ぎた頃(午前2時位)、とんでもない暑苦しさと体中の痛みで目を覚まし、しばらくすると吐き気を催してきた。

やばい、これ絶対吐くやつだ!

重っ苦しい体を引きずり、トイレに到着するともれなくオロオロオロオロオロ・・・。

直ぐに悟る、これ絶対食中毒だ。こういう時は胃に毒素が貯まっているものだ、全部吐き出した方が良い。水を飲む、しばらくすると・・・出る!オロオロオロオロオロ・・・。く・・・苦しいよ!

そのあとも幾度となく吐き続け、やっと落ち着いたところで布団に入る。するとこんな季節で布団にくるまっているのに物凄く寒い!熱を測ってみると39.5。こんな数字を見るのは何年振りだろうか。悪寒がする、頭痛がする、体中が痛む、吐き気がする。不思議と下痢はまだ起きていない。

迎える朝、仕事なんて行けるわけがなく、病院へ行ってみると発熱、吐き気、下痢、せき、くしゃみの症状がある方は院内での診察はできませんとな。新型コロナの警戒から仕方のない事。

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病院の指示に従い、何とか屋外での診察までたどり着く。愛車のバイクとともに炎天下の中待たされる。つ、つらいのであります。晩酌事情と病状を話し、食中毒との診察結果を受け、薬をもらって帰宅。それからというものの、お腹が下り始めてひたすらに下痢、下痢、下痢。病状が現れてから一日半頃、ようやくまともに起き上がれるまでに回復致しました。

今回のウイルスは何だったのだろうか?魚介類を食べた事と発症の早さから腸炎ビブリオだと思いましたが、それだとここまでの高熱と激しい頭痛は起きないはず、するとサルモネラの可能性が高い。まあ何でもいいや。

原因にはいくつか思い当たる。なんといっても加熱用と印字してあったアジ、おろした時から鮮度の悪さには気づいていたが食い気と好奇心がまさってしまった。いつも通り大丈夫だろ♪と、かる~い気持ちで食べてしまった。もう一つは食事所要時間。飲食業では生ものは2時間以内に食べるのが鉄則。いつもシトシトと晩酌する私は2時間位簡単に超えてしまいます。もう一つはお酒。お酒は胃液を薄めて殺菌効果を弱めてしまいます。たとえ摂取した菌量が少なくともこれで食中毒が発症した事例は多いようです。生ものを無菌で喫食するなんて無理ですからね、食べすぎもいけないのですよね。

 

これから食中毒がぐ~んと伸びる時期になります。皆様は私の二の舞を演ずることなきよう願います。いないか、そんな人。うぅっ!お腹が!!!

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