我がヘルメットに宿りしドラゴン。
ああぁ・・・・・・アナゴが食いてえな~って、思う事あるでしょ?人間だもの。
そんなわけで久しぶりにやって来た柳橋中央市場。うそぽん!毎日のように来てる。ウーバーバッグを背負ってね。
で、アナゴを物色してたんですけどね、どれもこれも捌き終わっている物ばかり。嫌なんですよね・・・理由は後程。
目ぼしいものがないな~っと、眠気眼でぼ~っとしていたら、
店員さん「いらっしゃいませ~、何かお探しですか?」
市場にしては珍しく丁寧な接客に対し、
フグ「ああぁ・・・・・・・・・サバ・・・ですかね?」
近頃、頭の中に浮かびっぱなしのサバをなんとな~く名乗ってみた。1本800円だってね。本格料理屋向けだから高いね~。確かに物は良いのだけれど。渋っていると、
店員さん「何にして食べます~?」
フグ「ああぁ・・・味噌煮・・・ですかねぇ~」
これまたそっけなく答えた私にそれならばとススメてくれたものが、
無塩冷凍サバフィーレ
オオ!ソノテガアリマシタカー!!!
元気になった私を見て店員さんも俄然やる気になった様でした。
帰宅
サバフィーレ4枚、一応アナゴの開きも2枚買ってきた。
冷凍サバフィーレというのは、ほとんどが大西洋サバを加工したものです。大西洋サバは日本の旬の真サバ、ゴマサバに遜色ない脂の乗りで、実は色々な加工品にされて販売されている物です。スーパーで安く塩サバ!って売っているやつは大体これです。
ただ一つ、心配事が。冷凍焼けによる脂が酸化した臭いです。これをどの程度打ち消すことが出来るかな?
とりま、料理していくぅー⤴
アナゴはかば焼きにするのです。キレイにするのがめんどかった!内臓の残存物は多いわ、骨は残りまくっているわ、ヒレは取っていないわ、ヌメリは全くこそぎ落としていないわ!だから開きを買ってくるのは嫌だったのですよ。最初から丸鮮魚を買ってきた方が早いわ旨いわ。魚屋にとってはアナゴを開くのは所詮ヤッツケ作業なところが多いのですよ。
サバは骨を抜いて霜降りにね~。味噌煮にするのだよ。
頭で出汁をとって作ったタレをぬりぬりしながら焼いていく~。ヤバいわよ!!!ウーバーしながらうなぎ屋の前を通り過ぎる時の臭いがプンプンするぜ!
サバの味噌煮。完成度高まってきたぞ~。おいら・・・サバの味噌煮を看板メニューにしていきたいと思っているんだ~。
で~きた♪
アナゴのかば焼き、サバの味噌煮、春キャベツの浅漬けも作ったぞ~♪
うぅぅむ・・・・・・・・うまいな。
静かに味わいたくなる晩酌になりました。
サバに関して、心配していた脂焼けの臭いがかすかにあった。分かるかな?子供のピュアな舌と嗅覚ならすぐに分かるかもしれない。調理法次第ではうまくかき消せる可能性あり。無塩冷凍大西洋サバフィーレ、これは使えるぞ。