ちょっと前の、三重に来て間もない頃の晩酌。
たまには変わったものを呑みたいな~っと酒屋の店長とお話をしたところ、勧められたのがこれ
広島県 中国醸造株式会社「一代弥山 特別純米13」
この13はアルコール度数13のこと。だいたい日本酒は15~16度に調整されているものだが、これは加水することなく作られた原酒で13度。
アルコール度数と味は切っても切り離せないもの。え!?薄いんじゃないの?っと思いましたが、そんなことはなくとてもおいしいお酒なんだとか。
晩酌模様
銀ダラの煮つけ以外は買ってきた物を盛り直しただけ。あぶりタコとアジたたきゴマダレ。
とりあえず弥山を呑んでみる。香りはやはり弱めだ。
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んん?水か?と思わせるくらいに透き通った口当たり。後からじんわりと伝わってくるフルーティな香りと米のうま味。しかし、もう一声といったあたりで消えてしまう。
淡い・・・なんとも淡い。ここのところ美濃のふくよかで香りの強いお酒ばかりを嗜んできたせいか、よけいに淡く感じる。そこまで味の強くないつまみを用意したつもりだが、弥山と釣り合わない。
フグメットは考えた。ここまで淡いお酒。これに合う料理はこれだ!!!
三重県産のコシヒカリでございます。
なんとも塩気が欲しくなるお味でした。
アルコール度数13。たった2度の違いですが味にはかなりの差があります。もし見つけたら是非とも呑んでいただきたいです。ものすごく日本酒を考えさせられる一品でした。
そうそう
まだ売ってた。富士山麓樽熟原酒50°。田舎のスーパーは最高だぜ!