青空の下、酒屋を目指す途中缶コーヒーを飲みながら鯉と戯れる。
冬の寒さは水辺にまで広がっている様だ。いつもより鯉たちの動きが鈍い。
こいつだけやたらとアピールしてきた。
さて、今回訪れた酒屋はこちら
ダイドー自販機。じゃなくて浪漫酒創庫あつみ。
ここの店主さんは日本酒の世界ではかなりの有名人みたいです。久保田とか蓬莱泉の空といった超有名な日本酒を造らせたのはコチラの方のようです。ダライラマ法王、ローマ法王とか、むかーしのベルリンやアメリカの式典とかで日本酒を奉献したのもこの方なんだそうな。そんなこともあり、店内は狭いながらもレアなお酒でいっぱいです。
お店に入るとどんなお酒を探しているかと聞かれる。
フグ「どぶろくください!」
すると奥からゴソゴソと取り出されたのはにごり酒。んん?にごり酒もどぶろくなのか?滅多に手に入れる事が出来ないというそのラスト1本、入荷しても速攻で完売してしまうとな。
もう一本欲しい。今まで呑んだ事がある銘柄を言えば酵母と水でどんな酒か分かるとな。そこで私が挙げたのは半蔵本醸造と遥花純米酒と醴泉本醸造。
すると店主さん「ないね~」
フグ ( ゚д゚ )ぽか~ん
ボソっと、そういうどこでも造れるお酒は置いてないってさ。イラ(-_-メ)💢
流行のフルーティな日本酒を中心に扱っているという事なのでその線で選んでもらった。二度と手に入れることが出来ないという1本だとか。抜群にうまいとな、ふえぇ~・・・。
時は来た。岡崎に住む青いハイエナは見切り品を漁りに出かける。
私はこの時期が嫌いだ。なぜならば漁師さん達もお休みになるからだ。よって市場がお休みになる→鮮魚がない!マグロ、養殖ブリ、サーモン、冷凍イカ、エビ、タコ、カニくらいしかなくなるのです。そしてここぞとばかりにお高い。お肉も高級品ばかりになりますね~。なんとか無難な物を見つけて帰宅する。
今日はこれを呑む。
超級覇王電影弾!!!
和歌山県海南市 中野BC(株) 超久 純米吟醸 2015生酒
2015年に醸造されて2019年にビン詰めされたお酒です。これも古酒と呼ぶのかな?
晩酌開始
キハダマグロのお刺身とタコわっさわさー、まだあったんだわさ~。
とりまお酒を呑んでみる。
香りは弱め、口に入れてみると・・・んん!?一瞬アルコールを思わせない美味しい水の味がする。じわじわと甘さが際立っていき、ほのかな酸味もする。なんか甘いけど感じたことのない甘さだ。飲み込んだ後の余韻に嫌味が全くない。そして口に残る甘さに変化を感じる。ああ・・・パイナップルかな?これ。
新感覚日本酒、合わせるつまみが難しそうだ。たこわさはいい感じにマッチしましたぞ。
改めて思った事を一つ
おいしい物が好きな物とは限らない。